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家庭料理が格段に美味くなるたった一つのコツ

 

はい、移動するマクロビキッチンむにえるです^^

本日はタイトル通り、家庭料理が格段に美味くなるたった一つのコツ。

と題してズバリ申し上げます。

 

 

 

そのコツとは・・・

 

 

「美味しい醤油に変えましょう!!」

 

はい、以上w

 

そんな簡単に言うけど、美味しい醤油とそうでない醤油、

一体何が違うの?

そもそも醤油ってどうやって出来るの?

 

その辺から理解しないとなかなか納得出来ないですよね。

 

では、折角なので今日覚えて帰ってくださいね^^

 

【本来の醤油について】

 

❏原材料 大豆・小麦・麹菌・塩

❏作り方

・蒸した大豆と炒って砕いた小麦を混ぜ合わせる

・さらに麹菌をまぶして醤油麹を作る

・醤油麹に食塩水を混ぜてもろみを作り長時間発酵・熟成させる

・熟成したもろみを布でくるみ重ねていく

・自然な重みでゆっくり絞り集める

・熟成を止めるために火入れする

・容器に詰めて完成

ざっくりですがこのような工程です。

 

「本醸造」と呼ばれるこの方式だと完成までに1~1年半を要します。

 

こうして丹念に搾り取られた醤油は麹が織りなす複雑な旨味を含んだ味と

なって食卓を豊かなモノにしてくれます。

余談ですがこの方法で作られる醤油は市販だと恐らく一本1,000円前後で

売られているものが多数です。(そもそもの流通量が少ないですが)

 

ん?1,000円?

醤油に1,000円はお高いですか?

 

ひょっとして普段、スーパーの特売で

198円とか258円、みたいな醤油

買ってしまってます?

 

何においてもそうですが、値段にはきちんと意味がありますよね。

 

「なぜ安いのか?」

 

勿論製造メーカーさんの涙ぐましい努力のたまものであることは

間違いないでしょう。でも裏を見ると大体目にするのは「脱脂加工大豆」

「果糖ブドウ糖液糖」「アルコール」「調味料(アミノ酸等)」と

いったところでしょうか。

 

本来醤油というのは「発酵食品」です。

でも上記の組み合わせだと長期間発酵・熟成させずとも

醤油として成り立ってしまいます。(なんせ混ぜて完成ですから・・・)

従来の製法ではないため、醤油本来の香りや色味は得られません。

なので後から加える添加物によって見た目だけを醤油に

近づける必要がありますよね。

 

こうして製造期間半年未満の醤油がスーパーの棚を占めるに

至るわけです。

ついでに言うと脱脂加工大豆、その工程上で使うのが

塩酸やヘキサンといった溶剤です。

 

体にはあまりよくなさそうですね(^^;)

 

確かに金額で比べると5倍近くする計算かもしれません。

でも、一日一本醤油を消費する家庭ってあまり聞きませんよね。

 

仮に月に一本程度の消費量だとしたら、

日割りにすればごくわずかです(30円ちょっと/日)

 

さて、冒頭の話に戻りますが、

もしこれから自炊を始める方、今よりもお料理の味を上達させたい方、

子供に正しい味覚を覚えさせたいという親御さんetc・・

日々の食材にこだわるのも大事ですが、それ以上に

まず日々の調味料から見直されてはいかがでしょうか。

 

売り場で「丸大豆・小麦・塩」のシンプルな材料の醤油を見つけたら

是非一度試してみることをおススメ致します。

 

調味料を少し良いものに変えるだけでいつもの

食事がワンランクアップすること間違いなしです。

しかも何の苦労もなしに(笑)

 

「でも、なかなか近場でそういった商品に巡り合えない。」

という方には私が普段愛用しているこちらを

おススメしておきます。

 

「生活クラブ生協の本醸造醤油」

北海道八雲の服部醸造さんが製造されているものです。

 

まあしかし、この内容で400円を切るという高コスパ!

興味あるかたは是非チェックしてみてくださいね。

 (地域によって醸造元が変わるかもしれませんが、

品質基準は変わりませんので)

 

詳細はこちらのリンクを参照ください。

 

では今日はこの辺で。

本日も良い一日を